観葉植物のプロによるコラム
レチューザに多肉植物を植える
こんにちは！季節外れの台風や長雨での日照不足など園芸ライフには中々に嬉しくない日々が続きましたね・・。
今回はそんな気分を一新するかわいい多肉ちゃんたちをカッコイイレチューザ鉢に植えてみよう！という企画です。
そもそも、多肉植物は乾燥にとても強い植物ですからレチューザのような高機能の底面潅水鉢を使用するほど水やりの手間も要らないので、レチューザを使用するということは考えたことが無かったのですが・・。
プランタープロショップ店長よりお客様からレチューザに多肉植物を可愛く植えたい！けどそもそも植えられるの？といったご質問が多いと聞きまして、ならば実験してみましょうという事で検証兼ねての企画になります！
レチューザは底面灌水により水やりの手間を減少えうるのも売りのひとつですが、
地中の水分と空気（酸素）を植物に程よく供給することで、まるで植物を地植えで育てたかのように成長するという効果があります！
これを多肉植物に応用すれば素晴らしく立派な多肉が育つのでは・・・？？そんな仮説を立て
早速植えてみました！
植え替え手順としては
・まずレチューザ鉢の梱包を解き、内容の確認。
・今回3鉢用意していただいて、
レチューザポン単用で植えた場合
レチューザポンと培養土半々で混ぜたもので植えた場合
培養土のみで植えた場合
で比較検証していきたいと思います。
・植える多肉はこちら。一般的な品種の多肉たち。今回はこれらを寄せ植えにします。
・植え付ける前に多肉の土を払います（根がしっかり根付いている場合は無理に払わなくても結構ですが、今回検証用に土はすべて払いました。）
・植え付ける植物の大きさによって土の量を調整しながらレチューザに土を入れていきます。今回は半分ほど入れておきました。
・多肉を手でしっかりと組み合わせたまま（花束を作る感覚でまとめます）土の上に置きます。
・バランスを考えながら調整しつつ、土入れなどで周りに土を入れていきます。その際、棒などで根を突かずに鉢を揺すったりなどして
優しく土を鉢の中に均等になるように落ち着かせてください。
・鉢のフチまで土を入れたら完成です！
・左から レチューザポン単用（白） 半々（紫） 培養土のみ（グレイ）で植わっています。
ここから経過を観察してみなさまにお伝えしていきたいと思いますのでお楽しみに！！
埼玉県越谷市にある観葉植物専門店GREEN JAMの店主・
中山裕二さん。多肉やエアプランツはもちろん、塊根植物なども揃う、注目の観葉植物専門店。仕入れは必ず信頼のおける生産者さんから中山さん自身の目で見て直接選ぶ。個性的な植物や樹形のしててにこだわった一点ものなど質が高くてレアな品種が揃うとグリーンマニアの中でも話題のお店。