お客様から寄せられる質問に専門家が答えてくれます
=============================
プランタープロショップには、プランターに関する様々な疑問や相談などをいただきます。
時には植物に関するご質問などもいただきますので、そういう時にはプランツドクター中山氏にアドバイスをいただいています。
今日は、お客様からよくいただく質問をピックアップして中山氏に聞きいてみましょう。
======================================
店長
こんにちは!いつもお客様からの質問に答えていただいてありがとうございます。
おかげ様でお客様からも大変喜ばれております。
おかげ様でお客様からも大変喜ばれております。
プランツドクター中山
こんにちは!観葉植物でお困りのことがあれば、なんでもご質問いただいて構いませんよ!
やはり一番多いご質問は植替え時のプランター適応サイズのアドバイスです。
特にレチューザは、底に水が溜まるスペースがあるので通常のプランターより深さが浅いですよね。そのあたりでサイズ選びに躊躇されるお客様が多いです。
選ぶ目安は、鉢の直径より深さが重要ですか?
特にレチューザは、底に水が溜まるスペースがあるので通常のプランターより深さが浅いですよね。そのあたりでサイズ選びに躊躇されるお客様が多いです。
選ぶ目安は、鉢の直径より深さが重要ですか?
店長
プランツドクター中山
そうですね、おっしゃるとおりレチューザ鉢は通常の鉢に比べて底が浅いので、直径で合わせると土が入る容積が少なくなってしまいます。
ただ、極端に大きなサイズを選ぶのもあまりよろしくないので、例えば10号鉢サイズ(直径30cm)であれば35cmの鉢にしてみるなど、基本一回り大きいくらいの大きさで考えてあげるといいと思います。
ただ、極端に大きなサイズを選ぶのもあまりよろしくないので、例えば10号鉢サイズ(直径30cm)であれば35cmの鉢にしてみるなど、基本一回り大きいくらいの大きさで考えてあげるといいと思います。
なるほど~。
植物を大きく育てたいからといって極端に大きな鉢に植えるのはよくないと、以前お聞きしたのですが…。大は小を兼ねるから…と大きなサイズの鉢を選びたいと考えるお客様も時々いらっしゃいます。
植物を大きく育てたいからといって極端に大きな鉢に植えるのはよくないと、以前お聞きしたのですが…。大は小を兼ねるから…と大きなサイズの鉢を選びたいと考えるお客様も時々いらっしゃいます。
店長
プランツドクター中山
はい、植物を鉢植えのまま大きくしたい場合、大は小を兼ねるといって二回りも三回りも大きなサイズにしてしまうと鉢土が乾かず土中の酸素が薄くなってしまい
結果的に根が呼吸できずに弱ってしまうことがあります。そうなると根腐れなどで枯れてしまう危険性もあり、大きくするどころか枯死してしまうことになりますので
バランスにあったサイズを選んで頂くといいと思います。
結果的に根が呼吸できずに弱ってしまうことがあります。そうなると根腐れなどで枯れてしまう危険性もあり、大きくするどころか枯死してしまうことになりますので
バランスにあったサイズを選んで頂くといいと思います。
逆に植物をあまり大きく育てたくない場合で普通の鉢からレチューザに植替えしたい場合は少し根をカットして、同等サイズのレチューザに植え替えるっていうのもありですか?
店長
プランツドクター中山
そうですね、その際は根を切り詰めて鉢サイズを大きくせずに管理してあげると極端に大きく育たないと思います。
ただ植え替えをして根が再生するとまた成長が始まりますので、2年毎くらいに根を切り詰め枝葉を剪定というのを繰り返してあげる必要がありますね。
盆栽を育てるような感じだと思っていただければ
ただ植え替えをして根が再生するとまた成長が始まりますので、2年毎くらいに根を切り詰め枝葉を剪定というのを繰り返してあげる必要がありますね。
盆栽を育てるような感じだと思っていただければ
あととてもよくいただく質問が、育てっぱなしにしてしまって、植物をどう整えればいいのかわからないという方です。剪定してあげることは大切なことなのですよね?
店長
プランツドクター中山
はい、剪定はとても重要な作業です。切ってしまうと植物がかわいそうという声をよく聞きますが、剪定しないで伸ばしっぱなしのほうが植物としては
かわいそうかもしれません。植物は置き場所変えたり季節の変わり目になると葉が黄ばんで落ちることがありますよね?
葉が黄ばんで落葉するというのは植物自身が不要な葉を自分のチカラを使ってわざと枯らせて落としているんです。
この場所の光線量では葉が養えないというときに葉の数を自分で調整して整えているわけです。当然植え替えなどで根が減った状態でも葉の数を調整するために
葉を落とすための準備をします。正直、この落葉させるという行為は植物にとってかなりの負荷になるわけですので、
そういった余計なエネルギーを植物につかわさないためにも剪定という作業を率先して行ってあげていただければと思います。
かわいそうかもしれません。植物は置き場所変えたり季節の変わり目になると葉が黄ばんで落ちることがありますよね?
葉が黄ばんで落葉するというのは植物自身が不要な葉を自分のチカラを使ってわざと枯らせて落としているんです。
この場所の光線量では葉が養えないというときに葉の数を自分で調整して整えているわけです。当然植え替えなどで根が減った状態でも葉の数を調整するために
葉を落とすための準備をします。正直、この落葉させるという行為は植物にとってかなりの負荷になるわけですので、
そういった余計なエネルギーを植物につかわさないためにも剪定という作業を率先して行ってあげていただければと思います。
今年は梅雨の時期が長いのですが注意する点などありますか?
店長
プランツドクター中山
梅雨時期は湿度が高く、使用している土や置き場所によってはカビやきのこが生えることがあります。
なるべく風通しの良い場所においてあげるか、もしもカビやきのこが生えてしまった場合は土表面を乾きやすい素材のもの(赤玉土やかるいしなど)に替えてあげると良いと思います。
なるべく風通しの良い場所においてあげるか、もしもカビやきのこが生えてしまった場合は土表面を乾きやすい素材のもの(赤玉土やかるいしなど)に替えてあげると良いと思います。
この時期に、土の表面にカビが生えてしまったなんて相談をいただくこともよくあるのですが。土にはいろいろな栄養があるので、
湿気など条件が揃うとそんなこともある程度は仕方のないこととは思うのですが…。観葉植物SHOPとして何か気を付けていること等、対策はありますか?
湿気など条件が揃うとそんなこともある程度は仕方のないこととは思うのですが…。観葉植物SHOPとして何か気を付けていること等、対策はありますか?
店長
プランツドクター中山
お店では風通しなどに気をつけています。換気はもちろんですが、店の四隅にサーキュレーターをつけて空気を循環させるようにしています。
風通しがよいと土の乾きも早くなるのでカビやきのこが発生するのを防ぐことが出来ますので。また、ハダニやカイガラムシなどの予防にも効果があります!
風通しがよいと土の乾きも早くなるのでカビやきのこが発生するのを防ぐことが出来ますので。また、ハダニやカイガラムシなどの予防にも効果があります!
なるほど、今日はいろいろとありがとうございました。
また何かお客様からご質問いただいたらアドバイスお願いします。
また何かお客様からご質問いただいたらアドバイスお願いします。
店長
埼玉県越谷市にある観葉植物専門店GREEN JAMの店主・ 中山裕二さん。多肉やエアプランツはもちろん、塊根植物なども揃う、注目の観葉植物専門店。仕入れは必ず信頼のおける生産者さんから中山さん自身の目で見て直接選ぶ。個性的な植物や樹形の仕立てにこだわった一点ものなど質が高くてレアな品種が揃うとグリーンマニアの中でも話題のお店。
■観葉植物専門店GREEN JAM 埼玉県越谷市花田4-9-18 公式ホームページはコチラ