猛暑警報!暑さに弱い植物たち
こんにちは!連日うだるような暑さで参ってしまいますね・・。
2018年は梅雨も短く、高気圧が2つ重なったり、
最高気温が41.1℃になったりと恐ろしいほどの異常気象・・。
かくいう私の住んでいる場所は埼玉県越谷市。
最高気温41.1℃は同じ埼玉の熊谷市でしたが、実は越谷市も40℃超えを何度か経験しているとても暑い地域なのです。
そのような地域で観葉植物専門店を営業しているわけなのですが、実は私の店はプレハブ店舗なので断熱材など一切入っていないのです。
エアコンはついてますが、焼け石に水であまりキンキンに冷えることもなく。
そんな状態ですので、暑さに弱い植物は弱っていってしまいます。
お店には様々な観葉植物を置いていますが、基本的に乾燥に強く、暗い場所に強いものを選抜して置いています。
具体的に言うとドラセナ、シェフレラが中心なのですが・・・。
このシェフレラ属が意外と暑さに弱いんです・・!!
正確に言うと、高温で風通しの悪い環境で茎が黒く腐って溶けてしまうという・・。
最高気温を更新した日の3日前後からお店のシェフレラの葉が溶け、半数が壊滅的な枯れ状態になっています。
涼しいお部屋や外の日陰であれば耐えられたと思うのですが、サーキュレーターを回してもぬるい風しか回らない状態においてシェフレラにはかなり厳しかったようです・・。
観葉植物は熱帯産とはいえ、現地と日本の暑さとは質が違うようです。
恐らく高湿度が問題かとは思うのですが、極端な蒸れで抵抗力が落ちたところに雑菌が繁殖して溶けて腐ってしまうのでしょう。
暑さに弱い植物は他にも、葉の薄いタイプのドラセナや多肉植物、エアプランツなど。
乾燥地帯に生えているものはだいたい日本の夏で調子を崩します。
無人の時間が長くなるようなお部屋に植物を置かれる際は、エアコンを付けておくか、外の風通しの良い日陰に避難してあげるようにしてください。
植物は自分では動けませんし、喋れませんからね・・。
もうしばらく暑さが続くと思いますが・・がんばりましょう!!
埼玉県越谷市にある観葉植物専門店GREEN JAMの店主・
中山裕二さん。多肉やエアプランツはもちろん、塊根植物なども揃う、注目の観葉植物専門店。仕入れは必ず信頼のおける生産者さんから中山さん自身の目で見て直接選ぶ。個性的な植物や樹形のしててにこだわった一点ものなど質が高くてレアな品種が揃うとグリーンマニアの中でも話題のお店。