今回のコラムは植物にとって重要な5要素のひとつ、『風通し』についてです。
植物を管理する上で重要な5つの要素、ご存知でしょうか?
『水』・『光』・『風』・『土』・『温度』 の5要素です。
この5つの要素が植物を管理する上で適切であれば枯れずにぐんぐんと成長します。
逆に、ひとつでも足りてなければ植物が健康に成長することはありません。
どれも重要ですが、特に生き死にに直結する要素が 『水』『光』『温度』。
この3つは適切でないと枯れます!植物の生命に直結している特に重要な要素です!
残りの『風』と『土』。
この2つは植物を美しく維持するために特に必要な要素です。
『土』は目に見えて触れますので、良し悪しはなんとなくわかりますよね?
もちろん植物の種類によって好む土の状態は変わってきますが。
この中で一番重要視されていないであろう且つ、わかりづらい要素、『風』。
つまりは『風通し』ですが、目に見えない上にわかりづらい要素で ついつい見逃しがちですが、5要素のひとつに間違いなく入ってきます。
風通しの悪い場所に置くと、葉がとにかく落ちたり腐ったりします。
具体的に言うと、茶色のシミが葉に出来たり、葉先が溶けて腐ってきたりします。
それは、全て風通しが悪いせいで引き起こされる細菌による症状です!
室内で管理している観葉植物が葉に茶色いシミが出来たとか、戸外管理している多肉植物が腐ったとか。
バラの葉に白いカビのようなものがついたとかはすべて細菌による病気の症状ですので 風通しのよい場所に置くか、それが難しい場合は葉を透かして(葉が多い部分を剪定する)風通しを少しでも良くする工夫をしてあげると植物も美しさをキープできると思います!!
もちろん。あまりにひどい場合は薬剤などを使用してください。
信用できるお花屋さん・専門店さんなどに症状を伝えてその植物に合った薬剤を選んでもらえば大丈夫ですよ。
ぜひやってみてくださいね。
■GREEN JAM 埼玉県越谷市花田4-9-18 HP