Vol.11 冬の観葉植物屋は何してる??

GreenJam店主プランツドクター中山の気ままにコラム

今回は熱帯の植物を扱っている我々観葉植物屋は冬の間どのように植物をケアしているの?
というご質問をいただいたのでお答えさせていただこうと思います。

観葉植物専門店グリーンジャム

皆さまご存知のとおり、観葉植物は熱帯産のものが殆どです。
寒さにとても弱い品種が多く、冬の寒さに耐えられないので室内で年間通して管理する、
『観葉植物』として定義づけられておるわけなので、冬は観葉植物にとってシーズオフになる訳です。
一般のお花屋さんや園芸店では観葉植物は夏までで、秋から冬はハロウィン雑貨屋クリスマスリースなどいわゆる物日に合わせた季節のお花屋雑貨などを扱っていますよね?
我々、というか私のいる観葉植物専門店GREEN JAMでは全くそういった季節の催しをやっていません。
ある意味で季節感が無いというか・・いつでも観葉植物をどーんと置いています。
季節感のある植物を販売しているのに、一切季節の変動についていかないというお店です。
これはサスガにウチのお店だけだと思いますが。。

しかしながら、意外と冬でも観葉植物の需要はあります!
お店のオープンだったり、装飾の依頼だったりの企業・法人様の依頼から
個人宅への配達だったり・・。
寒いとついお部屋に引きこもりがちになりますが、お部屋にいるのにグリーンが無いと寂しい・・という理由から観葉植物専門店へ足を運ばれる方が多いのです・・!!
需要はあるのですが、如何せん観葉植物は寒さに弱い・・。
シーズオフはシーズオフなので、お店では植物が痛まないように適切な管理を心がけています!
といってもそう難しいことではなく、以下にあげることをやっておけばOK!!
とっても簡単です!

・室温を上げる
・湿度を上げる
・通風を良くする
・水やりの頻度を減らす

上記4点を踏まえれば冬の観葉植物メンテナンスも簡単です!!

室温・湿度を上げるのは文明の利器に頼りましょう!
エアコン・ストーブなどを使用し室温を10℃以上にします。
そして空気の乾燥対策に加湿器を使用しましょう!
風通しは換気をマメに行うか、部屋の隅などに配置した観葉植物にはゆるく扇風機や卓上用のミニファンなどで
風を送ってあげるといいと思います。
そして、寒い季節には観葉植物は積極的に水を吸わなくなりますので、土の表面が完全に乾ききるまで
水やりを控えます!いつも与えている感覚より3日ほど遅らせると冬はちょうどいいと思います!
与える量は季節を問わず鉢底から流れるまでの量です!

お店でも12月から2月いっぱいはエアコンを常時つけっぱなしです。
ただ、ほとんど休眠しているので、急激に葉が落ちたりなど過激な変化は起こりにくいので
ただ管理するのであれば温度にだけ気をつければ楽チンです!
乾燥させすぎると葉痛みや病害虫発生の原因になるので注意が必要です。

もし冬にグリーンが必要な場合はお近くの観葉植物専門店へぜひおいでくださいね!!

レアなものも揃うこだわりの観葉植物専門店
■GREEN JAM  埼玉県越谷市花田4-9-18  HP

シェアする

フォローする