今回のコラムは葉水(はみず)の重要性について。
観葉植物だけでないのですが、植物を育てられるのによく霧吹きで葉に水をかけてください、なんて言われると思います。
植物の育て方のハウツー本なんかにも葉水を与えてください、とか書いてあると思うのですが、実際なんのためにかけているの?と疑問に思われる方もいるかもしれません。
もちろん、ちゃんとした理由があります。
今夏のように暑い夏であれば植物そのものを冷やし、葉焼けを防ぐ効果がありますし、葉の汚れやハダニ・カイガラムシを洗い落とすという重要な効果もあります!!
もともと植物は根から吸い上げた水を葉から水蒸気として発散する蒸散(じょうさん)という機能があるのですが、その蒸散により植物本体の湿度をあげて身を守っているんですね。
ただこのくらい暑いとそれだけではもちろん足りませんから積極的に水をかけてあげてください。
汚れや病害虫をしっかり予防するのであればホースやジョウロなどでジャバジャバに水をかけたほうが効果的です!
霧吹きをただふりかけただけでは濡れた場所に余計にホコリが付くだけで何も洗い流せないですから、霧吹きでやる場合は滴るほどにふりかけてくださいね。
毎日の園芸作業にも意味があります。その理由について理解していると愛情をもって忘れずに行えるかな?!と思います!
毎日でも葉水を与えてあげてください!