観葉植物の花を見たことがりますか?
観葉植物って読んで字のごとしで『葉』を『観る』植物の事なんですけども。
そういえば観葉植物って花咲くの?なんて聞かれることがあります。
はい、大体の観葉植物はお花が咲きます!!
ただ、咲いて綺麗かというとそうでもなかったり・・。
たとえば皆さんご存知の 「幸福の木」ことドラセナ・マッサンゲアナ!
こいつは学名 ドラセナ・フレグランス “マッサンゲアナ” という長ったらしい名前なんですが
フレグランスの由来の通り香りのする花が咲くんです・・・!!
ただ・・この香りがいい匂いかっていうと、私は苦手・・。
ドラセナに限らず、同じキジカクシ科のサンスベリアなんかも芳香性の筒状花を咲かせますが。やはり香りは苦手・・。
モンステラも仏炎苞(ぶつえんほう)といってアンスリウムのような花を咲かせます!
かなり大きくならないと咲かないですけども。
ちなみに小笠原や沖縄の方ではモンステラの花をスナックパインと言って食べたりします。
熟すと食べられるんです!
私も昔食べたことがあるのですが・・。
パインというよりバナナのような香りと食感、たしかに美味しいのですが微かにエグみがある感じです。
モンステラに限らず、サトイモ科植物にはシュウ酸カルシウムという毒が入っているので
その所為かな・・。
もしご旅行で南国にいかれたらぜひ味わってみてください!!
あとはパキラも咲きます。花はすぐ散ってしまいますが、花の後に実が出来ますので
種を採って撒くと小さな苗がたくさん生えてきます!
個人的に有名どころで見たい花はポトス・・。
実物は見たことないんです。ポトスの生産農家さんがブログで掲載していた花を見たきり。
もしポトスの花が咲いたという方がいたらぜひ教えてください!!(笑)
基本的に観葉植物はお花が咲きますが、シダ植物(アジアンタムやビカクシダなど)は花でなく胞子が付くので咲きません。
観葉植物に花がつくのには理由がある
観葉植物に花が咲くときは主に二つの理由があって、成長の過程で十分に充実して子孫を残す準備ができたから咲く場合と、悪環境などで自分の成長に限界を感じて力を振り絞って花を咲かせる場合です。
前者であれば問題ないのですが、後者ですと この環境では生きられない、と限界を迎えた植物が他所の新天地に子孫を残すために最後のチカラを振り絞って花を咲かせるので、かなり危険な状態であると言えます・・。
よく、観葉植物の花が咲くと枯れる、と言われるのはこのような理由があったのです・・!!
もし、お持ちの植物に花が咲いてきたら・・・。
置き場所や土の劣化具合、根の詰まり具合を確かめてあげてくださいね!
■GREEN JAM 埼玉県越谷市花田4-9-18 HP