VOL.35 新しい生活様式による観葉植物の需要について

2020年に入り、新型コロナウィルスの影響のために新しい生活様式と言われてはや数ヶ月。在宅でのお仕事、外出自粛などの影響でお家での時間を過ごされる方が多々おられることと思います。
我々園芸の業界も家庭菜園、庭いじり、ハーブ育成など近年稀に見るホームユース需要で園芸用品はどこもスカスカに
品切れしているといった状況。

観葉植物も例外でなく、私が経営している店舗でも新たに観葉植物を育ててみたいという方が多々ご来店されています。
実は植物のブームというのは数年おきにあって
ブームで植物が売れる→その後の管理がうまく出来ず飽きられる→結果廃れるということを
もう何年も繰り返しているのが園芸業界です。

今回のケースは特殊ではありますが、過去にエアプランツや多肉植物などいろいろな植物がブームになっては消費され
廃れていきました。
興味を持っていただくのは非常にありがたいのですがその後のアフターケアというのがおろそかになっているというか・・。
これは植物を扱っておる我々販売業者がその後のアフターフォローをきちんと出来ていないからというのが
店主の憶測なのですが、少なからず原因ではないかと思っている次第です。

ブームでもてはやされた時だけ売れてその後は放置というのは如何せんその植物たちがかわいそうですよね。
植物たちも元々の魅力があってクローズアップされているのですから。
色々と魅力的な植物たちを一過性のブームで終わらせず、末永く楽しんでいただくように
適切なアドバイスを行って植物を栽培する楽しみを皆様に知っていただく助けができれば・・。
昨今の巣篭もり需要での植物たちを娯楽の代替品ではなく、生活の必需品としてしっかりとご提案できるように
園芸業界の端くれとしていろいろと情報発信させていただければと思っております！