Vol.36テレワークのお供に!ポトスを育ててみませんか?

GreenJam店主プランツドクター中山の気ままにコラム

テレワークにこそ癒しのグリーンを

こんにちは!
ようやく緊急事態も明け、少しずつ緊張も緩まってきたかと思いきや、またまた感染者数が増えてきました。まだまだ気が抜けません。
コロナの影響で在宅ワーク等、家で過ごす時間が増え、観葉植物に興味を持った方もいらっしゃるかと。
私のお店に来るお得意さまが言っておられましたが、ビデオ会議などネット上でのコミュニケーションが増えるにつれ、画面上に植物などがあると雰囲気が柔らかくなって落ち着くから新たに観葉植物が欲しくなったと・・!!

ついに時代が観葉植物を求めるようになったんですねぇなどとお話しておりましたが、人間は視界の中に植物をみつけると落ち着く生き物なのだそうです!これは原始の時代から、人が森などの植物に隠れて外敵から身を守ってきたという進化の起源から刻み込まれた本能のようなものだそうで・・。
ですから人は植物をみたり触ったりしていると気持ちが落ち着いてくるように出来ているそうですよ!

ただ、今まで植物に無縁で来た方に急に植物育てろと言っても難しいと思うのです。
そこで、私のおすすめはお手入れかんたんでどなたでもラクに育てることができる植物、「ポトス」です!

初心者さんにこそオススメ。
気軽に育てられるポトスのすすめ

ポトスはサトイモ科の仲間の植物で、ソロモン諸島原産のエピプレミウムというツル性の植物です。
基本的に日本国内で流通するゴールデンポトスの名で販売される黄色い模様の入っているものが原種とされています。
これの枝変わりでライム色の美しい歯のライムポトス、白い模様の入るマーブルポトスなど様々な模様のものが流通しています。
ポトス

ポトスは高い木の生い茂る密林の下草として生えてきて、ツルを伸ばしながら木に巻き付き上へ上へと成長をします。
原産地や熱帯では葉幅50cm以上にもなる大きさのポトスがたくさん生えています!
大きくなると同じサトイモ科のモンステラのように葉に切れ込みが入り、まるで別種のような存在感になるのですが、日本国内では沖縄県のような暖かいところでないとそこまで巨大化しないですね。
植物園などに植樹されている場合は大きい姿を見ることができるかもしれません。

そのように巨大になるポトスですが、市場に流通しているものは同じ種類と言っても赤ちゃんのようなもの。
小さい幼苗なんですね。
ただ時が経つと大人になるかというとそういうことでもないので、いつまでも変わらぬ姿のまま育てる事ができます。

ポトスが初めて観葉植物を育てる方におすすめの理由として、非常に丈夫ということはもちろんなんですが
なにしろ成長が早いので、栽培していてどんどんツルが伸びて大きくなるのを見ているのが楽しいという事があります!
大きくなりすぎて丈を切り詰めても、切った先を花瓶などに挿しておけば根が伸びてきて水栽培なども容易にできます!
また病害虫も少なく、簡単に育てることが出来ます!

管理方法の注意としては、寒さと極端な水切れに弱いという点です。
真冬は窓際などガラス越しで冷え込む場所を避け、なるべく暖かい場所で管理してあげるといいと思います。
お水も土が完全に乾ききる前にはたっぷりと与えてあげるようにしてください。

昨今ではゴールデン、ライム、マーブルに加えさらに多彩なカラーバリエーションのポトスが作出されて流通しています!
ぜひお好みに合った模様のポトスをお部屋に飾ってあげてみてください!

レチューザにポトス

レチューザとポトスの愛称は抜群!水受け皿がないのでお部屋のインテリアとしてあちこち移動させるのも手軽!

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