GWや夏休み、安心して旅行できる水やりの方法とは?
大切に育てている植物たち。海外旅行など、長期間留守にする時に心配なのが、植物への水やりですね。知り合いに頼んで何度も水やりに来てもらうわけにはいかないし・・・。そんなお悩みを解消する旅行中・留守中でも水やりができるアイデアを紹介します。自分のスタイルにあった、簡単にできる解決方法があると良いですよね。
日数別の水やり方法
旅行で家を空ける日数によって、できる対策も変わりますよね。留守中の水やりの方法を日数別にご紹介します。
1〜2泊の旅行
1〜2泊の 短い旅行なら、基本的に旅行前に水をたっぷり与えてあげれば大丈夫でしょう!日当たりがいいところだと水分が蒸発しやすいので、旅行中は室内の場合は窓から離した場所へ、屋外の場合はなるべく日の当たらない場所に移動させてください。
特に真夏に注意したいのは、照り返し。特に南や西向きのマンションや団地などのベランダはコンクリートで囲まれているため対策が必要になります。鉢を台の上に置くなど床面にじかに触れないようにしたり、強い日差しを嫌う植物には遮光ネットを張るなどそて対策しましょう。壁面にすだれやよしずを張ると輻射熱を防ぐ効果もありますよ。
保水材を使って水やりする
GWや夏休み中など、気温が高い季節であれば、保水材を使う方法があります。水を吸うとゲル状にふくらむ高分子化合物の性質を利用して作られた園芸用の商品で、ホームセンターや園芸店・通販などでも手に入ります。部屋の環境や気温によって、不安な場合は使ってみましょう。
3〜4泊の旅行
3〜4泊程度の旅行となると、何かしらの対策が必要です。
底面給水を利用して水やりする
水が好きな植物は、底面給水で対応できます。水を張った容器や鉢皿を用意し、そこに水をためて、鉢を入れ底面から吸水させる方法です。ただし、この方法での底面給水の場合は常に土中に水が満ちている状態になってしまうので、水が好きではない植物にはお勧めしません。
ペットボトルを利用した自動給水器を使って水やりする
ペットボトル給水器を使う方法もあります。100均などで様々な便利グッズが売られているので探してみてください。ペットボトルの口部分にグッズを装着して、直接土に突き刺して使用するタイプが多く、手軽に使うことができるのがいいですね。
1週間程度の旅行
1週間程度の旅行の際は、本格的に対策が必要となるでしょう。特に夏の時期は、ある程度の水の量が必要になり注意が必要です。
ゆっくり長期間にわたり植物に水を与えてあげる必要があります。そういった場合は毛細管現象を利用して水を吸い上げてくれるしくみを利用します。
家庭であるもので簡易装置を作ることも可能です。
【用意するもの】
- 10リットルくらいの水が入る容器(バケツや衣装ケースなど)
- ホース(水の入った容器から鉢までの距離分の長さ)
- 使い古しのタオルや不織布・麻ひもなど
- ブロックやレンガなど水の入った容器を乗せることができるもの
【使用方法】
- 使い古したタオルや不織布などは細く切り、ひも状にしておく
- ひも状のタオルをホースの中に通す。布の両端はホースから20センチ程度出しておく。
- 容器に水をはり、植木鉢よりやや高くなるように台の上に置く
- ひも状の布を通したホースの一端を水のはった容器に、もう一旦は植木鉢の土に埋める
1週間程度の旅行に対して行える水やり対策は、限られています。
旅行中の水やりは、鉢植えにお任せ!
日数別に、旅行中の水やりの方法を紹介してきましたが、日数によって対策を変えるのも面倒ですよね。でも、なんと!旅行中に水やりしてくれる便利なプランターがあるのでご紹介します!
旅行中に水やりをしてくれる便利なプランター「レチューザ」です!!上記でご紹介した毛細管現象装置のしくみを取り入れた画期的で見た目にもスタイリッシュなプランターです。
旅行中に水やりしてくれる鉢植え「レチューザ」
世界的な玩具メーカー・ドイツ「プレイモビル」が手掛けた「レチューザ」は画期的な底面灌水システムを搭載したプランター。ドイツで磨かれた機能美を備えたデザイン性とプラスチックの性質を巧みに活かす立体成型技術で作られたインテリア性の高いデザインプランターです。しかも機械を搭載しているわけではありませんので、電力が必要だったり、故障してしまうという心配もありません。水を吸い上げるのは、自然の摂理「毛細管現象」を利用しているからです。
レチューザの「自動水やり」のポイントは「底面給水システム」
レチューザの最大の特徴は、底面灌水(ていめんかんすい)<底面給水(ていめんきゅうすい)と表記することもあります>の機能をもった植木鉢であること。
植物の水やりを葉っぱや花の咲いている表土からあげるのではなく、鉢底面から土に水をしみ込ませて根から水やりをする栽培方法のことです。
鉢底にたまった水はレチューザポン(クレイ)を通して、ゆっくり土に浸透していきます。それを植物の根が必要な分だけ吸いあげるので鉢底にたまった水が完全になくなるまで水やりが必要ないのです。季節や環境・植物の特性にもよりますが、10日~2週間くらいは水やりの手間が必要ないでしょう。これなら、一週間程度の旅行であれば、帰るまで安心ですよね。
※水やりの頻度は、植え込んだ植物の特性や環境、季節で大きく変わります。日数はあくまでも目安になりますので、日ごろから植物を観察して、それぞれ最適な日数を把握しておきましょう。
また、レチューザのもうひとつの大きな特徴は、独自に開発されたクレイ「レチューザポン」を使用すること。このクレイが、鉢底の水だけでなく空気も一緒に土中に取り入れるため、土中に水だけが満ちている不健康な状態にはなりません。クレイのおかげで植物が元気に育ちます。鉢底石のように見えますが、役割が全く違う、レチューザのかなめと言ってもいいクレイなのです。この水と空気をバランスよく取り入れることこそが、一般的な不織布を使う底面給水鉢とレチューザとの大きな違いです。
例えていうならば、植木鉢という植物にとっては不自然な場所で小さな自然界と同じような環境を作り出しているのが「レチューザ」プランターなのです。
いかがですか?おしゃれな鉢なのに、機能も備わったレチューザプランターなら安心して旅行に出かけられると思いませんか?!
また、会社や店舗などの観葉植物の管理にもおすすめの植木鉢です。営業などで毎日出社しない場合や、会議室などつい水やりを忘れてしまう場所でも応用ができますよ。